Q:見積もり高すぎない??そもそも基準がわからない。騙されない見積もりのチェックポイントや、ぼったくりに遭わない対策を教えてほしい。
A:(柴田社長)下記の内容が見積もりに明記されているかをまずチェックしてみてください。
①塗料の種類
使用する塗料の名称、メーカー名、樹脂名(シリコン樹脂等)、色番号を明記してもらっておくと、後々のトラブル時にも証拠書類として主張できます。
実際の工事時にもその塗料が使われているか確認してください。
②塗る回数
3回塗る工事となっているかを確認してください。工数が多ければ、それだけ手間はかかっているということです。
③塗る場所、塗らない場所の明記
工事の範囲を明確にしておくと、見積もり時と請求時が違った場合などのトラブルを避けることができ、他社との比較も明確になります。
例えば、雨どい・破風・鉄部・木部などが見積もりに明記されているか事前確認しておくといいです。
④現場監督の監督費用(現場諸経費)とその仕事内容
現場監督が職人とは別にいるのか、いる場合はどのような内容の仕事を行い、その費用はきちんと計上されているのかを確認してください。
工事プロセスを参考に、見積もりを見ながら抜けている項目がないかチェックしてください。抜けている所があればそこが見積もりに書いている以外の追加費用として後日請求される可能性がありますので、要注意です。
⑤支払い条件
「事前入金後に連絡が取れなくなった」といったトラブルも聞きます。
通常、「引き渡し後の入金」もしくは「契約時と引き渡し後の2回分納」の会社が多いです。
契約時に一括入金を求めてくるようなところは、悪徳業者の可能性があります。
このようなポイントでしっかりと、良心的な業者と手抜き業者を見分けてくださいね。